花のこと

ヘリクリサムについて基本情報と花言葉

ヘリクリサムとは

基本情報

学名:Helichrysum
科名:キク科 属名:ムギワラギク属
和名:麦藁菊(むぎわらぎく)
その他の名前:テイオウカイザイク(帝王貝細工)

花言葉

ヘリクリサムの花言葉は「永遠の思い出」「いつまでも続く喜び」「記憶」「不滅の愛」「献身」などです。

時が経っても変わらないヘリクリサムの特徴的な花の作りが元となっているのがよく分かる花言葉ですね。

ナチュラルな質感が特徴的

ヘリクリサム

ヘリクリサムは固い花びらをしており、その花びらは水分がほとんどなく乾燥しています。

原産国のオーストラリアの乾燥地帯に自生している植物で、地面に生えている状態のときからまるでドライフラワーのような形をしているのが特徴的です。

不思議な植物ですが、艶のある美しいフォルムは魅力的で摘み取ってわずかな期間でドライフラワーが作れるのでアレンジをして楽しむことも可能です。

花びらに見えている部分は実は葉が変化したもので実際のヘリクリサムの花は中央の部分ということになります。

ドライフラワーのヘリクリサム

色味の美しさ

自然の作り出す素晴らしい色のグラデーションはやはり本物のなせるワザです。

それに加えてヘリクリサムはほとんど乾燥させても色落ちがないところがプリザーブドフラワーと共にアレンジメントをする上で嬉しいところでもあります。

色の鮮やかなプリザーブドフラワーとドライフラワーを混同してアレンジメントを作るとどうしてもどちらかが浮いてしまうことがあります。

それは生花をドライフラワーにすることで色味が落ちてしまうためです。

ヘリクリサムは色味がとてもきれなままドライフラワーになるのでプリザーブドフラワーに負けない存在感を放ってくれます。

色や形について

白いヘリクリサム

ヘリクリサムにはさまざな色があり、ナチュラルなアイボリー系の色からピンク・紫・黄色・オレンジといった色があります。

商品としては大地農園でよく販売されているのですが、小ぶりな花でピンク系・イエロー系などに分かれています。

中にはおそらくプリザ液で浸けた青や水色などの色の花の色もありバラエティー豊かなラインナップがアレンジの幅を増やしてくれます。

また、自然な色合いそのままなのでよりナチュラルなフラワーアレンジに仕上がるのもヘリクリサムの特徴です。

ヘリクリサムをアレンジする上での注意点

ヘリクリサムは生花をそのまま乾燥させたドライフラワーなので虫がつくことがよくあります。

虫がついてしまうと黒い粉が出て花びらがボロボロと崩れ落ちるような状態になってしまいます。

長く楽しむためには防虫効果のあるものを忍ばせたり、湿気に気を付けたりしてアレンジの中に虫が侵入しないように気を付けたいですね。

さいごに

ヘリクリサムは色合いがとてもきれいなのでプリザアレンジにおすすめの花材です。

ハーバリウムの材料としてもおすすめでオイルが浸透して行かないので長い間楽しむことができます。虫が付かないようにだけ注意をすれば長く楽しんでいただけますよ!

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