プリザのこと

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プリザーブドフラワーとはどんなものなのか?

プリザーブドフラワーとは?

専用の薬液に浸して作られる

プリザーブドフラワーを作るための特殊な薬剤を使い、花を房ごと浸け込んで、水分を抜いて加工された生花がプリザーブドフラワーとなります。詳しく言うと、水分が抜けた後に形を保つように花の中に特殊薬剤が代わりに入るんですね。実際に作業したこともありますが、とても不思議なものです。

この方法で加工を行うと自然な花の形をそのままに枯れないお花に仕上がるので、仕上がりがとてもナチュラルで美しいです。ただ、生花の色は全て抜けてしまうので色付けする作業も同時に行うんですね。

この色がプリザ(長いので略称しますね)の独特の雰囲気を生み出します。昔は濃い色のプリザしかなかったのか、私が知らなかっただけなのか、プリザって作りもの的な雰囲気がしていたのですが、最近はこんなに自然な色合いを追及しているのかと感心するほどの色合いのいいプリザを目にして嬉しくなります。

色の表現も単色からグラデーション、2色使いのものまでいろいろあるんです。同じ赤でも各メーカーから出された”赤”にはさまざまな色合いがあり、アレンジの幅を広げてくれます。

どれくらい持つのか?

プリザは保管方法が良いと3~5年はそのままの状態を保持することができます。ケースに入っていたり、ドームに入っているものは直接外気に触れないのでもっと良い状態で長い期間同じ状態を保持することも可能です。10年間しっかりと形を保っているプリザもありますから、置き場所や環境を整えてあげればきれいな状態で長く楽しむことができます。

プリザにできるお花の種類について

プリザって何でもできるの?バラしか見かけないけど、他に花はないの?と疑問に思われている方もいるのではないでしょうか。
実はプリザにできるお花、できないお花があるのです。

プリザに向いているお花

向いているのは花びらにある程度の硬さがあり、しっかりとくっついているバラやカーネーションといった花です。アジサイもプリザに向いていて、この3つはよく使われているプリザになります。ガーベラも花びらがしっかりとしているので作られています。他には蘭系の花です。胡蝶蘭やデンファレなど花びらに厚みがあるのできれいな形を保ちます。

珍しいものではユリやスカビオサ、チューリップやカラーなどもプリザになっています。ということでバラだけではないのがおわかりいだだけたことと思います。

しかし、すべての花がプリザにできるのかというとそれは難しいです。菊も製品として販売されていますが、自分で作ったときには花びらが柔らかすぎ、なおかつ花びらガクの部分からポロポロと剥がれてしまって上手く作れませんでした。メーカーでは特殊な製法で作っているのでしょうね。

興味がある方はどんなものがプリザにできるのかやってみるのも面白いかもしれませんね。薬剤を手に入れれば自分でもプリザを作ることは可能です。

Merrymeが目指すプリザアレンジ

Merrymeiでは自然な花の美しさを表現できるようなナチュラルなアレンジを目指しています。もちろんご希望があればビビットな色合いの組み合わせもできますが、生活に溶け込むようなプリザ使いができればいいなと考えています。

Merrymeiのアロマポーチ

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